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蔡さんのパワーに圧倒される・・・横浜美術館 帰去来 [展覧会]

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今年、地元の花火を眺めているとき、ふと
戦争の真っただ中にいる子供たちに
爆撃ではなく、花火としてだけ見せてあげられたら
どんなにいいだろうなと思っていたら・・・

そんな思いを実際にアートとして表現してしまった
中国の現代アーティストがいます。
蔡國強さん。

中国の文化、歴史、思想をもとに、
火薬を使った独創的な作品を作っています。
横浜美術館をはいると、まず目につくのが、夜桜と
言う作品。
巨大! 縦8メートル、横24メートルというものすごい
迫力の作品です。

和紙にかかれているのは、柔らかな桜の花びら。
そしてミミズクの鋭いまなざし。
桜の命は短くても、命いっぱいに咲き誇り
そして散って、また春にはつぼみをつける・・・
儚くても・・・たくましい。

会場で作品の作り方をビデオで見ることができますが
そのダイナミックなこと。
実際に横浜美術館の中で製作したそうです。
蔡さん、エネルギッシュ。モノを作り出す方は
みなエネルギッシュ。
蔡さんは、火薬が作り出す、思いがけない造形に
惹かれるとか。

それから、春夏秋冬という男女の絡み合う姿を
描いた巨大な四作品。一応性的な表現がありますので
とのことわりが、美術館の入り口にも書いてあるように、
ちょっとエロティックでどきっとしますが
いやらしいとか下品な感じは受けません。

これは、江戸時代の中期の日本の春画から
ヒントを得たようです。
春夏秋冬のように、移ろうカップルの様子を火薬が燃えた跡で
描いた作品。

又次の会場へ足を踏み入れると
本当に声をあげてしまうほど、びっくりします
99頭の狼たちのインスタレーション。

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見えない壁(アクリルでできていて
ベルリンの壁と同じ高さ)に阻まれても
何度もぶつかっていくレプリカの狼たち。

異なる文化や国の間にたつ、見えない壁を
表しているそうです。
私たちも、実際に狼たちの中を歩くことができます
不思議な感覚
狼たちは、まるで本物のように見えますが、羊の毛に
色を付けて、作ったそうです
(写真は撮れないので、インターネットからお借りしました)

今日のこの展覧会
帰去来とは、故郷を思う中国の古い漢詩から
のことば。

現実を見つめて、正しい道に戻り、自然に
身をゆだね、自由な精神をうたう人間の
原点への回帰。

武器にもなってしまう火薬を、絵画や独創的な
アートにすることによって、熱いメッセージを
私たちに送ってくれるような気がしました。
いつか本当に、世界から戦争がなくなって
火薬は楽しむことと、役に立つことだけに
なってくれる日が来ますように

作品は大きいので、全部で13作品のみ。
でも、インパクトあります
10月18日までです
ぜひチャンスがあったら、足をお運びください^^

帰りは、ある方の
お勧めの日本大通りのカフェで素敵なひと時を・・・

こんな重厚な階段を上り

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なんとも味のある猫ちゃんの置物がお出迎え

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cafe de la presse

面白いコーヒーがあって、裁判官のコーヒーとか
弁護士さんのコーヒーとかあるんですよ

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美しいマカロンもお勧め♪

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雰囲気もレトロで素敵。

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3階には、貴賓室(見学のみ)があって、こんな天井画も見られます(お店とは別)

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35年来の友人との楽しい一日でした
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